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Mutual UFO Network

UFO報告を受け付け、現地調査員を割り当て、事例管理データベースを運営する、長年活動を続ける民間会員組織。

設立
1969
活動状況
活動中
米国
上位組織
独立非営利団体

概要

Mutual UFO Network(MUFON)は、1969年にMidwest UFO Networkとして設立された民間会員組織である。州担当者と現地調査員から成る分散型ネットワーク、事例管理システム、月刊誌を整備し、一般からUFO報告を収集する組織として最も長く活動を続ける団体の一つとなった。

MUFONのアーカイブは、民間における報告と調査実務の記録として価値がある。ただし、各事例は資料の充実度、調査員の経験、一次データへのアクセスに大きな差があるため、データベースへの収録は、独立した検証や公的機関による未解決分類と同義ではない。

目的と範囲

  • 一般市民から提出されたUFOおよびUAP報告を受け付け、保存する。
  • 現地調査員を訓練し、分散型のボランティア体制を通じて報告の追跡調査を割り当てる。
  • 組織内の研究と一部の一般公開のため、事例管理データベースを維持する。
  • MUFON UFO Journalを発行し、年次シンポジウムを開催するとともに、一般向け教育を行う。

方法と成果物

方法
  • 一般からの報告受付
  • ボランティアによる現地調査
  • 事例分類とデータベース管理
主な成果物
  • Case Management Systemの記録
  • 月刊UFO Journal
  • 調査員研修と選定事例の概要
報告経路
一般市民からの報告
データ公開状況
選定された報告は公開、全データベースへのアクセスは制限

沿革

  1. 1969年5月31日

    Midwest UFO Network設立

    Walter H. Andrus Jr.、Allen Utkeと地域の協力者が、各地の報告と調査を調整するために組織を設立した。

  2. 1970年代

    全国ネットワークへ発展

    参加者が中西部以外にも広がると、MUFONの略称を維持したまま名称をMutual UFO Networkへ変更した。SKYLOOKが公式刊行物となり、後にMUFON UFO Journalへ改称された。

  3. 1994

    UFO Research Coalition結成

    MUFONは、Center for UFO StudiesおよびFund for UFO Researchとともに、特定の研究活動を調整するための連合に参加した。

  4. 2000年代以降

    デジタル事例管理を拡充

    組織は、州単位の責任者、現地調査員、刊行物、シンポジウム活動を維持しながら、オンラインの事例管理システムを次第に拡充した。

現在の活動

一般からの報告受付

一般市民はMUFONの報告システムを通じて目撃情報を提出できる。情報は保存され、調査員に割り当てられる場合がある。

現地調査

ボランティア調査員は組織の手続に従い、証言と入手可能な補足資料を収集する。調査の深度は、報告内容、証拠資料へのアクセス、地域の対応能力によって異なる。

データベースと研究

事例管理システムは組織内の分析を支え、記録されずに終わる可能性のある報告を保存する。一方、アクセスと方法論的一貫性は、研究上引き続き考慮すべき点である。

機関誌とシンポジウム

月刊誌と年次シンポジウムでは、事例研究、組織の動向、参加者や研究者による多様な解釈が共有される。

主要人物

Walter H. Andrus Jr.

共同創設者、長年の国際部門責任者

組織の分散型調査員ネットワークを構築し、2000年まで率いた。

John F. Schuessler

元国際部門責任者

創設時から参加し、後に組織を率いるとともに、複数の著名な事例調査に携わった。

David MacDonald

事務局長

MUFONの組織史によれば、2020年に事務局長へ復帰した。

関連組織

証拠評価

MUFONの歴史的重要性は、活動の継続性と規模にある。同等の連邦政府による一般向け受付経路が存在しなかった時期にも、その報告ネットワークは民間人の証言を保存した。また、現地調査員の体制により、目撃者の連絡先、場所の詳細、補足資料を失われる前に収集できる。このため、アーカイブは事例史や、報告が時代と地域によってどう変化するかを研究するうえで有用である。

この収集資料の方法論は均一ではない。報告は一般からの自己申告として始まり、地域での調査は主にボランティアが行うため、研修、追跡調査、外部記録へのアクセスは調査員や時期によって異なり得る。したがって、事例管理データベースの項目は、調査員の結論や、その出来事について後に提起された主張と区別する必要がある。データベースの一部に会員限定の閲覧制限があることも、選定・分類方法を独立に評価するうえで制約となる。

MUFONの資料は、原報告、調査記録、補足資料を直接比較できる場合に最も有益である。組織が長く存続していることは個々の事例を検証済みとするものではないが、それがなければ再構成の難しい組織的記録を提供している。

範囲と限界

記録が裏付ける事項

  • MUFONは、同等の政府による一般向け受付制度が存在しなかった時期を含め、民間報告の大規模な長期記録を保存してきた。
  • 分散型の体制は、地域での迅速な追跡調査を可能にし、目撃者の連絡先、写真、文脈情報を保存するうえで役立ち得る。
  • アーカイブは、研究者が未加工の投稿、調査員の所見、後の解釈を区別する場合に最も有用である。

解釈上の限界

  • 一般からの投稿は自己申告であり、誤認、不完全な情報、いたずら、または誠実ではあっても不正確な回想が含まれる場合がある。
  • ボランティアのネットワークでは、地域や時期によって調査の深度と方法論的一貫性にばらつきが生じ得る。
  • MUFONが掲げる科学的方法への取り組みは、個々の事例における手続、原資料、推論に照らして評価する必要がある。

証拠に関する注記: MUFONの記録は主として目撃者の提出によるもので、調査の質には差があり得る。データベースの項目が記録するのは一件の報告であり、独立して検証された異常事象ではない。

情報源

公的記録、組織自身の説明、研究発表、独立した分析を区別できるよう、情報源を来歴別に分類している。

機関・参加者による情報源4件
  1. 機関

    MUFON — 組織概要

    組織の現在の使命、目標、活動領域を示している。

  2. 機関

    MUFONの歩み

    設立、指導体制、組織構造の発展に関する組織自身の説明を提供している。

  3. 機関

    MUFON — UFOを報告する

    組織が現在運用する一般向け事例受付経路を記録している。

  4. 機関

    MUFON UFO Journal

    継続的な定期刊行記録を提供し、同組織が掲載する資料の範囲を示している。

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